ななまる日記

日常で体験したことや思ったこと、思想を載せています

昔。

裕を事故で亡くしたとき


裕のいる空へ私も行こうと


会社の屋上から飛び降りる直前になった携帯。


あのとき電話に出なければ


sarraさんにも会わずに済んだのにね。


電話越しに


たわいない話を


ずっとしてくれたゆっきぃ


まい、今


いけないことしようとしてたでしょって


ゆっきぃの住む北海道から

私のいる場所が見えるはずないのに


全部

見透かされていたんだよね


ねぇ ゆっきぃ


私はこんなに辛い想いをするために


あの日 あなたに


引き止められたの?


死んでも裕のところへはいけないことも知ってる


裕に愛された記憶も


もう 想い出だということもわかってる



でもね ゆっきぃ


裕のような愛をくれる人は


もう いないよ


私「だけ」を愛してくれる人はいない。


そして何より



再生不良性貧血の再発も

心臓疾患も抱えて


人としても

女性としても

喜びを手にすることができないこの人生を


なぜ


生きてゆかなければならないの?


ゆっきぃ


もういいでしょう?




空の住人になっても


いいよね?



もう ゆっきぃも


連絡先をお互い変えてしまったから


私を止めることは


できない。



辛いの


生きていることが。



あと2年の余命だけど


2年も待てない。

あの時死ねばよかった。

不透明な関係


不確かな関係だから


不安になってしまうんだよね


待っていることが


苦しくて


確かな約束があるわけじゃないから


ルーティンが乱れたら


不安な気持ち


誰にも言えなくて


現実が 怖くなって


安定剤が増えていって


「俺だけを見てろ」


星になったきみが


かつて私に言った


愛の言葉を


もう二度と 誰にも


そう きっと


大好きなあの人にも


もらうことはできないのかなって


優しさに満たされていることは事実で


幸せであることも事実だけれど


私「だけ」にと


はっきり向けられた言葉を望むことは


諦めなければいけないって


自分の心を


納得させなきゃならないことが



何よりも 一番辛いの


本当は




癌。


かもしれない と言われ


結果が明日わかる。



画像での可能性は高くないけど

奥に隠れているかもしれないから と。


癌だった場合も怖い

でも


癌じゃなかった場合

向こうの病気が進んでいることを示しているわけで


それはそれで辛い。



おとといは骨髄穿刺ができなくて

血液検査だけの判断で


癌じゃなかった場合

体調が落ち着き次第

骨髄穿刺をすることになる


どっちに転んでももう

投げ出したい


でも 生きなきゃだから


私は私のためにじゃなく

私を必要としてくれている人たちの為に


生きなきゃだから



綺麗事ではなくて。



あぁでも

辛い


泣きたいというより

体が楽になりたい


酸素機を使わない生活がしたい

薬を使わない生活がしたい


思うように走って

スキップしても大丈夫な体に戻りたい


自転車に乗れる体に戻りたい


ジムに、なんて

そんな贅沢はもう言わないから


せめて

普通に生きたい


誰にもわかんないよ

この絶望感は。



久々の激痛


身体をハンマーで殴られてるような痛み。


一番強い痛み止めを飲んだ。


効いてくれるといいな…


息が止まるかと思うくらいの息苦しさに

毎晩途中で目を覚まして


今日は激痛で



このまま安眠できる日が来なかったらどうしよう…


辛い。


泣きたい。


我慢。



痛みは我慢できないから


感情は我慢。


お母さんも

苦しんで亡くなった


きっと私も

同じ道を辿るのかな


ちゃんと今のうちに


みんなにありがとうを伝えないと。



繋がってくれてありがとう


見つけてくれてありがとうって。



もう 届けられない

あなたにも



ありがとう。



いつか「その日」は


誰にだってやってくる


早いか 遅いかだけ



お母さんみたいに

苦しんで意識がなくなる前に


命ある毎日に

感謝して生きなきゃ


伝えたい人には

ちゃんと伝えなきゃ


そういう後悔は

絶対しないようにしたい。