ななまる日記

日常で体験したことや思ったこと、思想を載せています

昔。

裕を事故で亡くしたとき


裕のいる空へ私も行こうと


会社の屋上から飛び降りる直前になった携帯。


あのとき電話に出なければ


sarraさんにも会わずに済んだのにね。


電話越しに


たわいない話を


ずっとしてくれたゆっきぃ


まい、今


いけないことしようとしてたでしょって


ゆっきぃの住む北海道から

私のいる場所が見えるはずないのに


全部

見透かされていたんだよね


ねぇ ゆっきぃ


私はこんなに辛い想いをするために


あの日 あなたに


引き止められたの?


死んでも裕のところへはいけないことも知ってる


裕に愛された記憶も


もう 想い出だということもわかってる



でもね ゆっきぃ


裕のような愛をくれる人は


もう いないよ


私「だけ」を愛してくれる人はいない。


そして何より



再生不良性貧血の再発も

心臓疾患も抱えて


人としても

女性としても

喜びを手にすることができないこの人生を


なぜ


生きてゆかなければならないの?


ゆっきぃ


もういいでしょう?




空の住人になっても


いいよね?



もう ゆっきぃも


連絡先をお互い変えてしまったから


私を止めることは


できない。



辛いの


生きていることが。



あと2年の余命だけど


2年も待てない。